日本の歌百選とは 春夏秋冬‥

なな

日本の歌百選は、2006年(平成18年)に日本の文化庁と日本PTA全国協議会が、親子で長く歌い継いでほしい童謡・唱歌や歌謡曲といった抒情歌や愛唱歌の歌101曲を選定したもの。

日本の歌百選とは(文化庁)

日本の歌百選は、2006年(平成18年)に日本の文化庁と日本PTA全国協議会が、親子で長く歌い継いでほしい童謡・唱歌や歌謡曲といった抒情歌や愛唱歌の歌101曲を選定したもの。

一般から募った895曲から選考委員会が選出し、2006年12月15日に最終的に決定し,発表は2007年1月14日に新国立劇場で行われ、これらを歌うコンサートも合わせて開催されました。

⇒ ふるさと(故郷)の歌詞 No84
⇒ 茶摘み 歌詞 No58
⇒ 夏の思い出 歌詞 No70
⇒ 朧月夜 歌詞 No22
⇒ 赤とんぼの歌詞 No3
⇒ 夕やけこやけの歌詞 No96
⇒ 冬景色の歌詞 No82
⇒ 旅愁(唱歌)歌詞 ひらがな No99



日本の歌百選 リスト

歌詞や意味については、リンク先に掲載しています。

No. 曲名 作詞 作曲
1 仰げば尊し 大槻文彦・里見義・加部厳夫訳詞 H.N.D.
2 赤い靴 野口雨情 本居長世
3 赤とんぼ 三木露風 山田耕筰
4 朝はどこから 森まさる 橋本国彦
5 あの町この町 野口雨情 中山晋平
6 あめふり 北原白秋 中山晋平
7 雨降りお月さん 野口雨情 中山晋平
8 あめふりくまのこ 鶴見正夫 湯山昭
9 いい日旅立ち 谷村新司 谷村新司
10 いつでも夢を 佐伯孝夫 吉田正
11 犬のおまわりさん さとうよしみ 大中恩
12 上を向いて歩こう 永六輔 中村八大
13 林柳波 井上武士
14 うれしいひな祭り サトウハチロー 河村光陽
15 江戸子守唄 日本古謡 日本古謡
16 おうま 林柳波 松島つね
17 大きな栗の木の下で 不詳(阪田寛夫) イギリス民謡
18 大きな古時計 保富庚午訳詞 ヘンリ・クレイ・ワーク
19 おかあさん 田中ナナ 中田喜直
20 お正月 東くめ 瀧廉太郎
21 おはなしゆびさん 香山美子 湯山昭
22 朧月夜 高野辰之 岡野貞一
23 思い出のアルバム 増子とし 本多鉄麿
24 おもちゃのチャチャチャ 野坂昭如・吉岡治補作詞 越部信義
25 かあさんの歌 窪田聡 窪田聡
26 西條八十訳詞 草川信
27 肩たたき 西條八十 中山晋平
28 かもめの水兵さん 武内俊子 河村光陽
29 からたちの花 北原白秋 山田耕筰
30 川の流れのように 秋元康 見岳章
31 汽車 文部省唱歌 大和田愛羅
32 汽車ポッポ 富原薫 草川信
33 今日の日はさようなら 金子詔一 金子詔一
34 靴が鳴る 清水かつら 弘田龍太郎
35 こいのぼり 近藤宮子 不詳
36 高校三年生 丘灯至夫 遠藤実
37 荒城の月 土井晩翠 瀧廉太郎
38 秋桜 さだまさし さだまさし
39 この道 北原白秋 山田耕筰
40 こんにちは赤ちゃん 永六輔 中村八大
41 さくら貝の歌 土屋花情 八洲秀章
42 さくらさくら 日本古謡 日本古謡
43 サッちゃん 阪田寛夫 大中恩
44 里の秋 斎藤信夫 海沼実
45 幸せなら手をたたこう 木村利人訳詞 アメリカ民謡
46 叱られて 清水かつら 弘田龍太郎
47 四季の歌 荒木とよひさ 荒木とよひさ
48 時代 中島みゆき 中島みゆき
49 シャボン玉 野口雨情 中山晋平
50 ずいずいずっころばし わらべうた わらべうた
51 スキー 時雨音羽 平井康三郎
52 背くらべ 海野厚 中山晋平
53 世界に一つだけの花 槇原敬之 槇原敬之
54 ぞうさん まど・みちお 團伊玖磨
55 早春賦 吉丸一昌 中田章
56 たきび 巽聖歌 渡辺茂
57 ちいさい秋みつけた サトウハチロー 中田喜直
58 茶摘み 文部省唱歌 文部省唱歌
59 チューリップ 近藤宮子 井上武士
60 月の沙漠 加藤まさを 佐々木すぐる
61 翼をください 山上路夫 村井邦彦
62 手のひらを太陽に やなせたかし いずみたく
63 通りゃんせ わらべうた わらべうた
64 どこかで春が 百田宗治 草川信
65 ドレミの歌 ペギー葉山訳詞 リチャード・ロジャース
66 どんぐりころころ 青木存義 梁田貞
67 とんぼのめがね 額賀誠志 平井康三郎
68 ないしょ話 結城よしを 山口保治
69 涙そうそう 森山良子 BEGIN
70 夏の思い出 江間章子 中田喜直
71 夏は来ぬ 佐佐木信綱 小山作之助
72 七つの子 野口雨情 本居長世
73 武島羽衣 瀧廉太郎
74 花〜すべての人の心に花を〜 喜納昌吉 喜納昌吉
75 花の街 江間章子 團伊玖磨
76 埴生の宿 里見義訳詞 ヘンリー・ローリー・ビショップ
77 浜千鳥 鹿島鳴秋 弘田龍太郎
78 浜辺の歌 林古渓 成田為三
79 春が来た 高野辰之 岡野貞一
80 春の小川 高野辰之 岡野貞一
81 ふじの山 巌谷小波 文部省唱歌
82 冬景色 文部省唱歌 文部省唱歌
83 冬の星座 堀内敬三訳詞 ウィリアム・ヘイス
84 故郷 高野辰之 岡野貞一
85 蛍の光 稲垣千穎 スコットランド民謡
86 牧場の朝 杉村楚人冠 船橋榮吉
87 見上げてごらん夜の星を 永六輔 いずみたく
88 みかんの花咲く丘 加藤省吾 海沼実
89 虫のこえ 文部省唱歌 文部省唱歌
90 むすんでひらいて 文部省唱歌 ジャン=ジャック・ルソー
91 村祭 葛原しげる 南能衛
92 めだかの学校 茶木滋 中田喜直
93 もみじ 高野辰之 岡野貞一
94 椰子の実 島崎藤村 大中寅二
95 夕日 葛原しげる 室崎琴月
96 夕焼小焼 中村雨紅 草川信
97 文部省唱歌 文部省唱歌
98 揺籃のうた 北原白秋 草川信
99 旅愁 犬童球渓訳詞 ジョン・P・オードウェイ
100 リンゴの唄 サトウハチロー 万城目正
101 われは海の子 宮原晃一郎 文部省唱歌


春のうた(歌詞)唱歌・童謡


夏のうた(歌詞)唱歌・童謡


夏のうた(歌詞)唱歌・童謡
海(うみ)歌詞ひらがな‥海は広いな 大きいな
海(うみ)歌詞‥松原遠く消ゆるところ
たなばたさま歌詞ひらがな‥ささの葉 さらさら
アルプス一万尺の歌詞ひらがな‥小槍の上でアルペン踊りを

秋のうた(歌詞)唱歌・童謡


秋のうた(歌詞)唱歌・童謡
証城寺の狸囃子(たぬきばやし)歌詞‥皆出て 来い来い来い♪
月(つき)歌詞ひらがな‥丸い丸いまん丸い♪
うさぎ作詞ひらがな‥なに見てはねる♪

冬のうた(歌詞)唱歌・童謡


日本の歌百選 歌詞(歌いだし)リスト、試聴

1.仰げば尊し:仰げばとうとし、わが師の恩‥ ⇒ 聞いてみる
2.赤い靴:赤い靴はいてた女の子‥ ⇒ 聞いてみる
3.赤とんぼ:夕焼け小焼けの赤とんぼ‥ ⇒ 聞いてみる
4.朝はどこから
5.あの町この町
6.あめふり:あめあめふれふれかあさんが♪にゃのめでおむかえ‥

9.  いい日旅立ち
10.  いつでも夢を
11.  犬のおまわりさん:まいごのまいごのこねこちゃん♪
12.  上を向いて歩こう
13.
14.
15.  江戸子守歌:ねんねんころりよ♪
16.
17. 大きな栗の木の下で

19.  おかあさん
20.  お正月:もういくつねると♪
21.

29.  からたちの花
30.川の流れのように:知らず知らず歩いてきた♪‥ ⇒ 聞いてみる
31.
32.

34.  靴が鳴る

37.  荒城の月
38.  秋桜
39.  この道
40.  こんにちは赤ちゃん:
41.  さくら貝のうた:
42.さくらさくら:さくらさくら やよいの空は‥ ⇒ 聞いてみる
43.

48.  時代

50.
51.
52.
53.  世界に一つだけの花
54.
55.
56.  たきび
57.
58.
59.
60.
61.
62.
63.
64.  どこかで春が
65.

69.  涙そうそう
70.

77.  浜千鳥:青い月夜の浜辺には♪
78.  波辺の歌:あした浜辺をさまよえば♪
79.  春が来た
80.  春の小川
81.  ふじの山
82.  冬景色:さぎり きゆる みなとえの♪
83.  冬の星座
84.  ふるさと(故郷)
85.  蛍の光
86.  牧場の朝
87.  見上げてごらん夜の星を
88.  みかんの花咲く丘
89.  虫のこえ
90.  むすんでひらいて
91.  村祭り:ドンドンヒャララ
92.  めだかの学校
93.もみじ
94.  椰子のみ:名も知らぬ
95.  夕日:ぎんぎん ぎらぎら
96.  夕焼け小焼け:夕やけこやけで
97.  :ゆきやこんこん
98.  揺籃のうた
99.旅愁:ふけゆくあきのよ ⇒ 聞いてみる
100.リンゴの唄:赤いリンゴにくちびるよせて♪ ⇒ 聞いてみる
101.われは海の子:我は海の子 白波の‥ ⇒ 聞いてみる

 

その他

めだかの学校

やさしさに包まれたなら‥山田姉妹(双子ソブラノデュオ)

2021年11月23日(火曜日)に和光市民文化センター・サンアゼリアで開催した彩の国さいたま童謡コンサート2021。この日は双子ソプラノデュオの山田姉妹とうずら&みどりのそよ風児童合唱団(同市)、埼玉県警察音楽隊が出演。子ども連れなど多くのお客様が来場しました。


山田姉妹が歌ってくれたのは、
0:04「やさしさに包まれたなら」
3:25「靴が鳴る」
4:31「おつかいありさん」
5:09「みどりのそよ風」
6:05「故郷」
8:16「私のお父さん」
10:19「トルコ行進曲」

長崎の鐘(山田姉妹)‥

こよなく晴れた青空を 悲しと思うせつなさよ‥



川の流れのように(美空ひばり)歌詞‥

「川の流れのように」は、1989年1月11日に発売された、日本の歌手、美空ひばりの生前最後に発表されたシングル作品であり、日本の歌百選に選定されています。

知らず知らず 歩いて来た 細く長いこの道

 


年の瀬や水の流れと人の身は‥ 大高源吾

討ち入り当日の夕方、両国橋での其角とのやりとりで大高源吾が詠んだ句

年の瀬や、水の流れと人のみは
明日 またるる その宝船

川の流れ、水の流れ、日本人はこの流れに無常を感じるのでしょうか‥

奥の細道」の冒頭「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり」が連想されます。

昨日といひ今日と暮らしてあすか川‥春道列樹(はるみちつらき)

 

『古今集』 巻六、冬、三四一
年のはてによめる     春道列樹(はるみちつらき。生没年未詳。920年壱岐守。)
昨日といひ今日と暮らしてあすか川 流れて早き月日なりけり
(昨日はと言い今日はと言って暮らして明日は年が改まる、
飛鳥川の流れのように早い月日の流れであることだ。)

 

 

水流任急境常静 花落雖頻意自閑(菜根譚)

水流任急境常静 花落雖頻意自閑

すいりゅうきゅうにまかせて さかいつねにしずかなり
はな、おつることしきりなりといえども こころおのずからしずかなり

「水は激しく流れても、あたりはいつも静か。
花はせわしく散っても心はいつものどか」

この心境をいつも保つことができれば、何物にもとらわれることなく、
自由自在の人生が送れるだろう、という解説を吉田豊さんがされています。

行く川のながれは絶えずして‥方丈記:鴨長明

『方丈記』(ほうじょうき)は、鴨長明による鎌倉時代の随筆で、『徒然草』、『枕草子』とならぶ「古典日本三大随筆」に数えられます。隠棲文学の祖や、無常観の文学とも言われ、乱世をいかに生きるかという自伝的な人生論ともされます。

有名な冒頭の「ゆく河の流れは絶えずして、‥」の書き出しで移り行くもののはかなさを語った後、同時代の災厄についての記述が続き、後半は草庵での生活が語られています。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。


方丈記(鴨長明)の冒頭の書き出し(「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。」)は、以下の論語を意識したものと言われています。

論語: 子罕第九;
子在川上曰、逝者如斯夫、不舎晝夜、
子、川の上(ほとり)に在りて曰わく、逝く者は斯くの如きか。昼夜を舎(や)めず。

現代語訳;
過ぎ去っていくものは、この水の流れと同じようなものだなあ、昼も夜も休まず過ぎ去っていく。

 

歳月人を待たず‥陶淵明「雑詩」

人生根もなくへたもない
道にさまよう塵あくた
時の流れに身をまかすだけ
しょせんこの身は常ならず

歳月(さいげつ)人(ひと)を待(ま)たず《陶淵明「雑詩」其一から》

年月は人の都合にかかわりなく、刻々と過ぎていき、少しもとどまらない。

陶淵明の漢詩「雑詩」、人生無根蔕 | ふるさと情報いろいろ (furusatoa.biz)

烏兎怱怱(うとそうそう)

あっという間に月日がたってしまうこと。「入社してから40年、烏兎怱怱の思いでいっぱいです」

瀬をはやみ岩にせかるる滝川の‥ 崇徳院

川の流れを人に例えた、百人一首77番目の恋の歌です。崇徳院は鳥羽天皇の第一王子。保元の乱(1156年)で失脚し、讃岐に流され不幸な晩年を過ごした人です。

瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ

 

世の中は何か常なる明日香川 昨日の淵ぞ今日は瀬になる

世の中は何か常なる明日香川 昨日の淵ぞ 今日は瀬になる(古今集 読人不知)

この世の中でなにをいったい不変なものとなし得ようか。明日という名をもつ明日香川でさえ、昨日淵であったところが、今日は瀬となり、移ろいゆくのだから‥。
⇒ 文学に見る人と川のかかわりに関する調査研究 研究所報告13号 (rfc.or.jp)

 

朝陽の中で微笑んで(松任谷由実)歌詞

朝陽の中で微笑んで‥、世の中にこれほど悲しみを誘う曲があるだろうか‥


ミ・アモーレ(Meu amor e…)中森明菜 歌詞

 

レミオロメン粉雪

 

たそがれマイラブ (大橋純子)歌詞

 




Gipsy Kings – インスピレーション

おなじみフジテレビ系時代劇『鬼平犯科帳』エンディングテーマです。
原作は、池波正太郎さんです(1989 – 2016年)



Gipsy Kings – マイ・ウェイ (A Mi Manera)

マイ・ウェイ (A Mi Manera) –
NHKドラマ『バブル』主題歌(2001年)、
UCC上島珈琲「COFFEE LOVER’s PLANET」CMテーマソング(2016年)

赤とんぼの無料イラスト・写真

夕焼、小焼の、
あかとんぼ、
負われて見たのは、
いつの日か。

 

赤とんぼの楽譜

原題 Furusato-5 arrangements of Japanese songs(S,A,T,B)/J,E/arr. Chilcott
出版社 オックスフォード大学出版局
分類 声楽/ヴォーカル | 合唱 | ヴォーカル・スコア
サイズ ヨコ17,4cmxタテ24,9cm
(サイズは予告なく変更されることがあります)巻末に日本語詩掲載
編集者であるチルコットは日本の合唱団との親交を深める中で、構想をあたためてきた曲集です。私たちが聴きなれてきたメロディーにあらたな息吹が吹き込まれました。収載曲
砂山(中山晋平)
村祭(文部省唱歌)
おぼろ月夜(岡野貞一)
故郷(岡野貞一)
紅葉(岡野貞一)

高野辰之さんについて

文部省唱歌「故郷」や「紅葉」などの作詞者であり、信濃が生んだ偉大な文学博士である高野辰之さん。
どの歌も感動を覚えるものばかりですね。1876年(明治9年)4月13日の生まれです。

畑守人さんが書かれた「物語高野辰之」という本があります。

残された生活の記録や、故郷豊田村の「高野辰之記念館」、終焉の地、野沢温泉村の「おぼろ月夜の館」、
豊田村永江の生家に繁く足を運び、そこからの資料をもとに纏めた七十有余年の生涯。

 

まとめと関連情報

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