2022年、2023年二十四節気の大雪(たいせつ)はいつ?

2022年、2023年二十四節気の大雪(たいせつ)はいつ?

二十四節気の第21番目、大雪(たいせつ)。雪が激しく降り始めるころで、『暦便覧』では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明されています。鰤(ぶり)などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天(なんてん)の実が赤く色付くころでもあります。なお、大雪(たいせつ)には期間としての意味もあり、この日から、次の節気の冬至前日までを指します。

二十四節気の大雪は2022年12月7日(水)、2023年12月7日(木)

カシオの計算サイトでは、一年間の二十四節気(小寒、大寒、立春、…)を計算することができます。2022年の大雪(たいせつ)は2022年12月7日(水)、2023年は2023年12月7日(木)です。

2022年 2023年

ちなみに、大雪の約2週間前に小雪(小雪がちらつき始める頃)があり、大雪の約2週間後に冬至(一年で最も昼が短い日)があります。次の二十四節気は、『冬至(とうじ)』です。

南天(なんてん)の赤い実と鰤(ぶり)などの冬の魚

二十四節気の第21番目、大雪(たいせつ)の時期は、南天(なんてん)の実が赤く色付くころです。和名のナンテンは漢名「南天燭」の略とされています。ナンテンは難を転ずることにも通じるため、縁起木、厄よけ、魔よけとして古くから庭に植えられてきました。

ちなみに、「ん」が2つつく食べ物を冬至七草といい、冬至の日に食べると運がつくそうです。

難を転ずる縁起木、南天(なんてん)


早速きちんと鉢に植え替えましたが、一週間くらいでも成長しているのがわかるといえるくらい少しずつですが大きくなっています。今後はどうなるかわかりませんが、精一杯面倒を見させて頂きます。ありがとうございました。

「南天の実」と「実南天」は冬の季語

「南天の実」と「実南天」は冬の季語です(一方で、「南天の花」と「花南天」は夏の季語)。 ナンテンは、ヨーロッパには日本から江戸時代に伝わりました。そんな南天を季語とした俳句を紹介します。

南天の実をつゝめとや鴈の声 其角

南天の實をこぼしたる目白かな 正岡子規

 

 

まとめと関連情報

二十四節気の第21番目、大雪(たいせつ)。雪が激しく降り始めるころで、『暦便覧』では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明されています。2022年の大雪(たいせつ)は2022年12月7日(水)、2023年は2023年12月7日(木)です。

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