蒲公英、蒲焼の漢字の読み方、由来や花言葉など‥

蒲公英、蒲焼の漢字の読み方、由来や花言葉など‥

蒲公英は、「たんぽぽ」と読みます。ああそうかという感じですよね‥。たんぽぽを漢字で「蒲公英」と表記するのは、たんぽぽを開花前に採って乾燥させた漢方を「蒲公英(ほこうえい)」と呼ぶことが由来となっています。

蒲公英の英語名と別名の鼓草(ツヅミグサ)

ちなみに、英語名の「dandelion(ダンディライオン)」は、たんぽぽのギザギザの葉っぱがライオンの歯を連想することからつけられました。

たんぽぽは、その花の形が和楽器の鼓(ツヅミ)に似ていることから、別名「鼓草(ツヅミグサ)」と呼ばれています。

蒲公英(たんぽぽ)の花言葉は‥

花言葉を調べると出典によって少しづつ違っていることがるのですが、1つのサイトでは、『愛の信託』『誠実』『幸せ』『別離』といった恋愛に関わるもの。ヨーロッパでは、昔からたんぽぽの綿毛が恋占いに使われてきたことに由来しているとか‥。

また、こちらのサイトでは、タンポポの花言葉は「愛の神託」「神託」「真心の愛」「別離」。タンポポは2月18日、2月19日、3月13日、3月23日、3月29日、5月3日の誕生花、というような解説がありました。

「蒲」から始まる漢字、言葉が‥、蒲公英、蒲焼、蒲団の読み方‥

蒲という漢字を調べてみると、いろいろと面白い事実が‥。蒲から始まる漢字として、蒲焼、蒲魚、蒲鉾、蒲公英、蒲桃、蒲団など‥。読み方わかりますか?

蒲焼、蒲魚、蒲鉾、蒲公英、蒲桃、蒲団はそれぞれ、蒲焼(かばやき)、蒲魚(かまとと)、蒲鉾(かまぼこ)、蒲公英(たんぽぽ)、蒲桃(ふともも)、蒲団(フトン)です。

どんな関係があるのか、ちょっと気になりますよね‥

蒲という漢字の意味、読み方

そもそも、蒲という漢字は、読み方は「がま」。Goo辞書では3つの意味があって、①がま。ガマ科の多年草。 ②かわやなぎ。ヤナギ科の落葉小低木。「蒲柳」 ③むしろ。ガマで編んだむしろ。「蒲団(フトン)・(ホタン)」「蒲蓆(ホセキ)」となっています。

蒲焼の読み方や由来

夏によく見かける言葉、「蒲焼」。そう、蒲焼は「かばやき」と読みます。一般に、「蒲焼」といえば、土用の丑の日に食べる「ウナギの蒲焼」を指すことが多く、サンマやイワシの蒲焼きの缶詰も普及しています。

ウナギの蒲焼は、江戸時代以前から存在したが、現在の蒲焼とは異なり、ウナギをぶつ切りにし、串刺しにして焼き、味噌や塩をかけて食べていて、その形がガマの穂に似ているため、「蒲(ガマ)焼き」と呼ばれるようになり、それが次第に訛り、「蒲焼」と呼ばれるに至った、そうです。

蒲公英の季語を使った俳句

正岡子規の1898年・明治31年の作品です。

蒲公英やローンテニスの線の外 子規

字にかいて蒲公英の名ぞなつかしき 子規

こちらは、種田山頭火の作品です。

すずめをどるやたんぽぽちるや 種田山頭火

まとめと関連情報

蒲公英は、「たんぽぽ」と読みます。ああそうかという感じですよね‥。たんぽぽを漢字で「蒲公英」と表記するのは、たんぽぽを開花前に採って乾燥させた漢方を「蒲公英(ほこうえい)」と呼ぶことが由来となっています。

2022年土用の丑の日はいつ?

 

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