木槿垣箕輪をめぐる小川哉 正岡子規 ‥意味や花言葉

木槿垣箕輪をめぐる小川哉 正岡子規 ‥意味や花言葉

木槿は「ムクゲ」と読みます。ムクゲ(木槿、学名: Hibiscus syriacus)は、アオイ科フヨウ属の落葉樹で、別名はハチス、もくげ。庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花です。ムクゲはフヨウと近縁であり接木が可能。繁殖は春で、芽が萌える前に挿し木を行います。


そんな木槿(ムクゲ)垣を詠んだ子規の句です。

木槿垣箕輪をめぐる小川哉 正岡子規

 

ムクゲ(木槿)の花言葉は‥

ムクゲ(木槿)の花言葉は「デリケートな愛」「尊敬」です。2月22日、3月22日、8月26日、9月11日の誕生花です。

箕輪(みのわ)とは

箕輪(みのわ)とは、中世に豪族の屋敷を中心とし、周囲に農民が居住して形成された集落。それを由来として関東地方を中心に日本全国に同名の地名が存在する。

たとえば、箕輪 (千葉県茂原市)、箕輪(千葉県柏市)、箕輪(栃木県下野市)、箕輪(大阪府豊中市)など。

木槿を季語とした子規の俳句

調べると、子規は、木槿を季語とした俳句を多く残しています、その一部を掲載します。

かけ落の夫婦來て住む木槿垣 正岡子規 木槿
かたばかり長屋の前の木槿垣 正岡子規 木槿
一尺の木に花さかる木槿かな 正岡子規

木槿咲く何ぞと見れば野雪隱 正岡子規 木槿
木槿咲く土手の人馬や酒田道 正岡子規 木槿
木槿咲く垣や小道の楷子賣 正岡子規 木槿
木槿咲く塀や昔の武家屋敷 正岡子規 木槿

鯉幟夕べたれけり木槿垣 飯田蛇笏

木槿垣(むくげがき)とは、木槿を植えて作った垣根のことです。飯田 蛇笏(いいだ だこつ、1885年(明治18年)4月26日 – 1962年(昭和37年)10月3日)は、山梨県出身の俳人。本名、飯田武治。高浜虚子に師事、山梨の山村で暮らしつつ格調の高い句を作り、村上鬼城などとともに大正時代における「ホトトギス」隆盛期の代表作家として活躍しました。

鯉幟夕べたれけり木槿垣 飯田蛇笏

鯉幟と木槿垣を使った飯田蛇笏の句です。

 

まとめと関連情報

木槿は「ムクゲ」と読みます。ムクゲ(木槿、学名: Hibiscus syriacus)は、アオイ科フヨウ属の落葉樹で、別名はハチス、もくげ。そんな木槿は「ムクゲ」にまつわる子規の俳句を紹介しました。

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