風(かぜ)歌詞(西條八十)‥誰が風を見たでしょう

風(かぜ)歌詞(西條八十)‥誰が風を見たでしょう

風(かぜ)は、大正10年、雑誌「赤い鳥」にて発表された西條八十(さいじょうやそ)作詞、草川信作曲の楽曲です。平成18年に日本の歌100選に選ばれています。草川信は、『夕焼け小焼け』、『汽車ポッポ』、『緑のそよ風』などを手掛けた作曲家です。

風(かぜ)歌詞(西城八十)

風(かぜ)歌詞(西城八十)についてはこちらのサイトを参照してください。

誰が風を見たでしょう、僕も貴女も見やしない
けれど木の葉を震わせて、風は通り抜けて行く



西條八十『風』の原詩は、クリスティーナ・ロセッティ

西條八十『風』の原詩は、クリスティーナ・ロセッティが1872年に発表したナーサリーライム(童謡)集「シング・ソング(Sing-Song: a Nursery Rhyme Book)」に掲載されたものです。

クリスティーナ・ロセッティ歌詞(英語原文)

Who has seen the wind?
Neither I nor you;
But when the leaves hang trembling
The wind is passing thro’.

Who has seen the wind?
Neither you nor I;
But when the trees bow down their heads
The wind is passing by.

クリスティーナ・ロセッティについて

クリスティーナ・ロセッティ(Christina Georgina Rossetti/1830-1894)は、19世紀イギリスの詩人。敬虔なクリスチャン(イングランド国教会)で、敬虔主義的な作風による作品を残した。

イエスは答えられた、「よくよくあなたに言っておく。だれでも、水と霊とから生れなければ、神の国にはいることはできない。肉から生れる者は肉であり、霊から生れる者は霊である。あなたがたは新しく生れなければならないと、わたしが言ったからとて、不思議に思うには及ばない。風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞くが、それがどこからきて、どこへ行くかは知らない。霊から生れる者もみな、それと同じである」。

<ヨハネによる福音書 第3章より>

母さん、僕のあの帽子‥映画「人間の証明」(1977年)

このフレーズは、映画「人間の証明」のキャッチフレーズとして有名ですが、実は、西条八十の「ぼくの帽子」という詩の一節なのです。 母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね? 谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。 だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから‥

これまであまり詳しく調べてことがなかったのですが、西条八十はいろいろな分野で活躍されています。

 

シューベルツの風 人はだれもただひとり旅にでる

風というタイトルでは、はしだのりひことシューベルツのフォークソングが有名です。 作詞 北山 修、 作曲 端田宣彦、 編曲 青木 望。1969年(昭和44年)1月に発表した楽曲です。


風にまつわる言葉・ことわざなど‥

風に柳(かぜにやなぎ)、柳に風

柳が風になびくように、逆らわずに、巧みに穏やかにあしらうこと。「柳に風」ともいう。例文としては、「柳に風と受け流す」

明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)

先のことをいくら心配してもはじまらないので、なるがままに任せて生きるのがよいということ。明日は明日で、今日の風と違う風が吹くという意から。⇒ 人生は、Que sera sera、Let it be、塞翁が馬‥意味や違い

 

まとめと関連情報

風(かぜ)は、大正10年、雑誌「赤い鳥」にて発表された西條八十(さいじょうやそ)作詞、草川信作曲の楽曲です。平成18年に日本の歌100選に選ばれています。


風(かぜ)歌詞(西條八十)‥誰が風を見たでしょう
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肩たたき歌詞‥母さん お肩を叩きましょう
人生は、Que sera sera、Let it be、塞翁が馬‥意味や違い

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