意味

安岡正篤

至誠 安岡正篤一日一言9月13日

至誠 曽国藩(そうこくはん)は確かに支那史上に於(おい)て 稀(まれ)に見る偉人である。 私は常に、我々が偉人と仰(あお)ぐ人になくて叶(かな)わぬものは 至醇(しじゅん)の情緒─至誠であることを確信している。 ...
安岡正篤

苦言は人のため 安岡正篤一日一言9月12日

苦言は人のため 甘・苦・渋の三味は決して別のものではない。 三味が一つに融け合っていて、甘味の中に苦味・渋味、 苦味・渋味の中に甘味がある。甘味が苦味・渋味にならぬと、 本当の甘味ではない。そのこ...
安岡正篤

楽しむ 安岡正篤一日一言9月11日

楽しむ 『論語』に曰く 「之(これ)を知る者は、  之を好む者に如(し)かず。  之を楽しむ者に如かず」 と。 知ることは本来余り価値がない。 これに対して、好むことは対象を自分の情...
安岡正篤

民族の結束 安岡正篤一日一言9月10日

民族の結束 如何(いか)にして日本に和を実現するかということになれば、 これは礼を本として、即ち世の中の権力主義、利己主義 といったような野望を排し、私を捨てて、公に向う公共精神を 振い起こす...
安岡正篤

骨力 安岡正篤一日一言9月9日

骨 力 骨力(こつりょく)は男性に在っては 千万人を敵とするの心。 女性に在っては忍受である。千万人を敵とするの心は、 軈(やが)て千万人を救うの心となる。 ※骨力(こつりょく)とは...
安岡正篤

精神の聖火を燃やす(2) 安岡正篤一日一言9月8日

精神の聖火を燃やす(2) 迂遠(うえん)なようであっても、結局これを覚って、 感憤する者がおのおの真理とその精神の聖火を 燃やすことのほかはない。その聖火の伝わることは 意外に早くかつ強烈である。何人もそ...
安岡正篤

精神の聖火を燃やす(1) 安岡正篤一日一言9月7日

精神の聖火を燃やす(1) 今や日本は明瞭に、個人的にも民族的にも社会的にも 危険状態である。繁栄のように見えて恐ろしい没落に暴走している。 どうしてもこれを救わねばならない。 どうしてこれを救うか...
安岡正篤

中(2) 安岡正篤一日一言9月6日

中(2) 「中」というと、相対するものを結んだその真ん中を 「中」というと考えるが、それは「中」の一番幼稚な段階。 本当の「中」というのは矛盾撞着しているものを 解決して高いところへ進める ...
安岡正篤

中(1) 安岡正篤一日一言9月5日

中(1) 理想と現実との間に分裂、遊離がないというのが、 本当の人間らしい姿である。 ところが人間というものは、どちらかというと現実のほうへいく人と、 どちらかというと、理想のほうへいく人とある。 ...
安岡正篤

体験の根を下す 安岡正篤一日一言9月4日

体験の根を下す 講習講演は知識の漫談であり、学問は概念の漫談である。 かかる雑識は己(おのれ)の人格と何等関係がない。 人生に於(おい)て重要なことは、 体験の根を深く下すことでなければならぬ。 ...