俳句

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こむな夜か又も有うか月に雁 歌川広重 ‥

こむな夜か又も有うか月に雁  歌川広重 ‥ 上空から眺めるような幾重にも盛り上がった空から、舞い降りる三羽の雁を短冊判にまとめた広重の傑作「月に雁」。その作品の左上の画賛の句です。1949年に切手の図柄にも選ばれたもので、澄み渡った秋の空...
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いそぎんちやく海のアネモネとぞいへる 山口青邨‥意味や花言葉

いそぎんちやく海のアネモネとぞいへる 山口青邨‥意味や花言葉 岩手県出身の俳人、鉱山学者(東京大学名誉教授)でもある山口青邨(やまぐち せいそん)の作品です。 いそぎんちやく海のアネモネとぞいへる 山口青邨 アネモネは春の季語...
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臘梅や枝まばらなる時雨ぞら 芥川龍之介 ‥意味や花言葉

臘梅や枝まばらなる時雨ぞら 芥川龍之介 ‥意味や花言葉 臘梅(蝋梅)は「ロウバイ」と読みます。クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する中国原産の落葉樹です(学名:Chimonanthus praecox)。 臘梅や枝まばらなる時雨ぞら...
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光琳の屏風に咲くや福寿草 夏目漱石 ‥意味や花言葉

光琳の屏風に咲くや福寿草 夏目漱石 ‥意味や花言葉 尾形光琳が屏風に描いた福寿草(フクジュソウ)の花を夏目漱石が詠んだものです。 光琳の屏風に咲くや福寿草 夏目漱石 福寿草の花言葉は「幸せを招く・永久の幸福」 黄...
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おもしろくふくらむ風や鯉幟 正岡子規 時期や由来など‥

おもしろくふくらむ風や鯉幟 正岡子規 時期や由来など‥ 鯉幟(こいのぼり)とは‥由来 鯉幟(こいのぼり)とは、江戸時代に武家で始まった端午の節句に男児の健やかな成長を願って家庭の庭先に飾る鯉の形に模して作ったのぼりのことで、皐幟(さつき...
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衣更着や稍なまぬるき不二颪 正岡子規

衣更着や稍なまぬるき不二颪 正岡子規 旧暦2月を如月(きさらぎ)と呼び、現在でも新暦2月の別名としても使用しています。如月は、衣更着(きさらぎ)とも言い、まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する(更に着る)月という意味・由来となります。 ...
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一月一日の御朱印貰ひけり 加藤三七子‥意味や使い方

一月一日の御朱印貰ひけり 加藤三七子‥意味や使い方     一月一日の御朱印貰ひけり 加藤三七子 加藤 三七子(かとう みなこ、1925年4月27日 - 2005年4月5日) 加藤三七子さんは兵庫県出身の俳人。龍野生まれ、龍野高等...
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新年の季語一覧

新年の季語一覧 時候 新年 - 正月 - 初春 - 今年 - 去年 - 元日・鶏日 - 元旦・元朝 - 二日・狗日 - 三日・猪日 - 三が日 - 四日・羊日 - 五日・牛日 - 六日・馬日 - 七日・人日 - 七日正月 - 松の内 -...
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鶯の梅に下痢する余寒哉 正岡子規

鶯の梅に下痢する余寒哉 正岡子規 大寒、小寒、余寒とは‥読み方や意味 大寒(だいかん)、小寒(しょーかん)は、いずれも二十四節気の1つで、小寒」の日が「寒の入り」。余寒(よかん)は、立春(りっしゅん)後の寒さ、寒が明けてもなお残る寒さを...
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梅が枝にあれ鶯が鶯が 正岡子規

梅が枝にあれ鶯が鶯が 正岡子規 梅に鶯とは‥とりあわせのよいもの そもそも梅に鶯とはとりあわせのよいもの、美しく調和するもののたとえ。‥このほか、紅葉に鹿、竹に雀、花に蝶など 本当は、「梅にメジロ」だった‥? 梅の木にウグイスが止ま...