自分の脈拍の測り方

自分の脈拍の測り方

安静時の脈拍数は1分あたり60~80回

脈拍数を知ることは,自分の体調を知る上でとても役に立ちます。
また自分にとっての適切な運動量(運動の強さや運動時間の長さなど)を知るための重要な指標にもなります。
一般に成人(18歳以上の方)の安静時の正常な脈拍数は1分あたり60~80回です。

運動前(安静時)の脈拍は,楽な姿勢で2-3分座ってから脈拍を測ってみましょう。それが,あなたの安静時の脈拍です。
運動中の脈拍:運動の強さの目安になります。運動しながら(歩きながら)測ることは難しいので,少し立ち止まって測ってみましょう。

自分の脈拍の測り方

・腕時計の秒針を見ながら脈を計るので,腕時計をつけている手で反対側の手の脈を測るようにします。
・手首の関節の少し下(肘より)の親指側に脈を触れます。
・脈をとるには,人差し指,中指,の2本(又は薬指を加えて3本)でこの脈を触れます。この時に2本(3本)の指を揃えるのがコツです。
15秒間,腕時計で時間を測ってみましょう。その15秒間の値を4倍すれば,それがあなたの1分間の脈拍数です。
・慣れてきたら,10秒間計って6倍しても結構です。
運動を始める前,運動中,運動を終了して呼吸が安定した頃の最低3回は脈拍を測定し,記録する習慣をつけましょう。

しなやかな血管チェック

「健康な血管には弾力性があります」と、杉岡先生。「自在に収縮して血液を流し、詰まりや炎症のない状態が理想」。息を深く吸うと脈が少し速まり、吐くときにやや遅くなる「心拍変動」が起こるなら、血管がしなやかな証拠だそう。また、「酸素や栄養の交換を担う毛細血管が発達していることも大切です」(赤澤先生)。

心拍数のゆらぎ(『五輪の書』)

心拍数のゆらぎ 和田孝雄著『生体のゆらぎとリズム – コンピュータ解析入門』には、「彼(宮本武蔵)の残した代 表的な書物である『五輪の書』の水の巻の中には次のような記載がある。≪・・・、心を静かにゆるが
せて、能々(よくよく)吟味すべし、静かなる時も心は静かならず、何とはやき時も心は少しもはやか らず、・・・≫(宮本武蔵著、渡辺一郎校注、五輪の書、1985)。彼はさらに太刀のにぎりかた、手の 動き、足のはこびかた、体の動きすべてに変幻自在を求め、それが失われた状態を“いつく”(居着 く、固着して動きのないこと)と表現し、生命を失ったことであるとしている。」とある。
こちらより引用

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血管年齢の調べ方

そもそも血管年齢とはなんでしょうか?

血管年齢とは、弾力を目安に、血管の状態を年齢で表したもの。
脳卒中・心臓病にかかる可能性や老化の度合いなどを知る尺度となります。
血管の硬化は加齢に伴って起こりますが、これ以外に食生活の偏りや
運動不足が原因で血管内にコレステロールがたまり、
血流が悪くなることでも起こります(以上、デジタル大辞泉)。

加速度脈波計BCチェッカーで血管年齢を測定

加速度脈波計BCチェッカーは指先をセンサー部に当てただけで
血管年齢(末梢血管の柔軟性)を測定できます。

この指尖容積脈波を2階微分し、有効な情報を抽出したものが
加速度脈波であり、末梢血液循環の状態を示すよい指標となりました。
(学術的には、2階微分脈波という表現になります。)
*BCチェッカー:Blood circulation cheker

BCチェッカー(加速度脈波計)本体(SN-225) 本体寸法:218Wx187Dx55H【smtb-s】

また、動脈硬化症とは、

動脈壁に脂質が蓄積したり、細胞の増殖によって起こる血管壁の肥厚。
その結果、血管が細くなったり、血栓ができたりする。動脈硬化は全身の
様々な疾患に関連し、狭心症、虚血性心疾患(心筋梗塞等)、
脳血管障害(一過性脳虚血、脳梗塞、脳血栓等)、
腎疾患(腎硬化症、腎不全、腎性高血圧等)、腹部大動脈瘤、間けつ性跛行(はこう)等を
伴う末梢動脈硬化症などがある。

 

となると、血液さらさら度が心配ですね?

こんな人は、血液がドロドロになって、血管の老化がかなり進んでいます。

・血糖値が110mb/dl以上(空腹)
・血圧が130/85mmHg以上
・中性脂肪値150mg/dℓ以上(空腹時)、LDLコレステロール値140mgdℓ以上、
HDLコレステロール値40mgdℓ未満のうち1つ以上が当てはまる

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また、こんな人は、検査値が大丈夫でも血液はドロドロになっている可能性大です。

・運動をめったにしない
・タバコを吸う
・腹囲(おへその上)が男性85cm以上、女性90c以上
・睡眠時間は6時間以下
・BMIが25以上

*BMIはボディマス指数(ボディマスしすう, body mass index, BMI)。体重と身長の関係から算出される、ヒトの肥満度を表す体格指数である。
計算式は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(÷)。
たとえば、例えば、身長160cm・体重50kgの場合、
160cm=1.6m
BMI=50÷(1.6×1.6)≒19.5

 

いかがですか?

あなたの血管年齢?

 


 

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