サイトアイコン ふるさと情報いろいろ

立夏の候の読み方と意味(時期)と挨拶の例文など

立夏の候の読み方と意味(時期)

立夏とは‥読み方や意味

立夏は「りっか」と読みます。で、立夏の意味ですが、二十四節気の一つで立春から数えて6番目、例年ですと5月5日ごろになります。立夏には、期間としての意味もあり、次の節気の小満前日までが「立夏」の期間となります。

春が極まり夏の気配が立ち始める日。『暦便覧』には「夏の立つがゆへ也」と記載されています。。

二十四節気の中では、私たちに馴染みが深く、かつ重要な夏至・冬至の二至春分・秋分の二分は併せて二至二分(にしにぶん)と呼ばれ、これに四立(しりゅう)の立春・立夏・立秋・立冬を併せて八節(はっせつ)と呼びます。

 

二十四節気とは

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、その名が示すように、日本の1年を24等分し、立春からはじまり大寒で締めくくられる、約15日ごとの季節(期間)です。二十四節気は、そもそも、中国の戦国時代の頃、季節を春夏秋冬の4等区分する暦のようなものとして考案された区分手法のひとつで、一年を12の「節気」と12の「中気」に分類し、それらに季節を表す名前がつけられています。

こちらは、2022年二十四節気一覧(早見表)です。(カシオの計算サイトにて計算。便利です)

七十二候(しちじゅうにこう)とは

七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつで、二十四節気をさらに約5日ずつの3つの期間に区分したものです。大寒の初候、七十二候では欸冬華となり、ふきのはなさくと読みます。ちなみに、大寒の中候は、七十二候では水沢腹堅(きわみずこおりつめる)、さらに、大寒の末候は、七十二候では鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく)となります。

立夏の中の七十二候

・初候(第19候):蛙始鳴 かわずはじめてなく(5/5~5/9頃)
・中候(第20候):蚯蚓出 みみずいずる(5/10~5/14頃)
・末候(第21候):竹笋生 たけのこしょうず(5/15~5/20頃)

立夏の候とは(時候の挨拶)

この立夏の時期(5月5日~5月20日)に手紙などで使う時候の挨拶として、「立夏の候」を使うことができます。立夏の候は、次の二十四節気「小満」の前日まで使え、たとえば、「立夏の候」「立夏の折から」「立夏の砌(みぎり)」などとして使います。

立夏の季語を使った俳句

 

   瀧おもて雲おし移る立夏かな 飯田蛇笏

 

 

まとめと関連情報

立夏は二十四節気の一つで立春から数えて6番目、例年ですと5月5日ごろになります。立夏の候は、次の二十四節気「小満」の前日まで使え、時候の挨拶として使うことができます。

立夏の候の読み方と意味(時期)と挨拶の例文など
二十四節気一覧+雑節とは‥
七十二候一覧(二十四節気)とは‥

モバイルバージョンを終了