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ミツバチの日っていつ?意味や由来など

ミツバチの日っていつ?意味や由来など

3月8日は全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が制定した、ミツバチの日です。この3月8日の日付は「みつ(3)ばち(8)」と読む語呂合わせが由来となっています。

3月8日はミツバチの日

関連する記念日として、5月20日は国際デーの「世界ミツバチの日」(2017年に制定)、8月3日の「はちみつの日」があります。

「世界ミツバチの日(5月20日)」は国連が制定した「国際デー」の一つです。 養蜂が盛んなスロベニア政府の提案により、「生態系の中で花粉を媒介するミツバチなどの生物の役割が重要であることを認識するための日」ということで、そのような意味をもった日です。

ミツバチについて

ミツバチ(蜜蜂、Honey bee)とは、ハチ目ミツバチ科ミツバチ属に属する昆虫の一群。

花の蜜を加工して巣に蓄え蜂蜜とすることで知られ、現生種は世界に9種、特にセイヨウミツバチは全世界で養蜂に用いられています。

ニホンミツバチの養蜂の歴史

ニホンミツバチの養蜂については古い文献もあるようです。

たとえば、

平安時代の公卿・藤原宗輔(のちに太政大臣)は「蜂飼大臣(はちかいのおとど)」とよばれ、自然を愛でた人物で、「蜂をいくらともなく飼ひ給ひて」『十訓抄』。

蜂を自由にあやつった逸話が複数の文献に登場することから、一般に「養蜂」の事例と考えられることが多いとか‥。

三四郎は床の中で新蔵が蜂を飼い出した昔の事

近年では、夏目漱石の「三四郎」に登場します。

「三四郎は床の中で新蔵が蜂を飼い出した昔の事まで思い浮かべた。それは五年ほどまえである。裏の椎の木に蜜蜂が二、三百匹ぶら下がっていたのを見つけてすぐ籾漏斗(もみじょうご)に酒を吹きかけて、ことごとく生捕いけどりにした。それからこれを箱へ入れて、出入ではいりのできるような穴をあけて、日当りのいい石の上に据えてやった。すると蜂がだんだんふえてくる。箱が一つでは足りなくなる。二つにする。また足りなくなる。三つにする。というふうにふやしていった結果、今ではなんでも六箱か七箱ある。そのうちの一箱を年に一度ずつ石からおろして蜂のために蜜を切り取るといっていた。」

 

 

花多く蜜蜂を飼ふ小家哉 正岡子規

蜂(蜜蜂、熊蜂、穴蜂)は春の季語です。春から夏にかけて花を求めてうなりながら飛び回る蜂をみると活力そのものという感じがする、俳句歳時記(角川)にはそう記載されています。

そんな蜂を季語とした子規の句です。

花多く蜜蜂を飼ふ小家哉 正岡子規

蜜蜂と遠雷(原作:恩田陸)

蜜蜂といえば、2019年10月4日に劇場公開された「蜜蜂と遠雷」。

史上初の快挙となる「直木賞」(第156回)と「本屋大賞」(2017年)をダブル受賞した恩田陸氏の小説を映画化した「蜜蜂と遠雷」(監督・石川慶、10月4日公開)は、天才たちが集う国際ピアノコンクールに参加する4人のピアニストが成長し、葛藤する姿を描く青春ストーリーです。

恩田 陸(おんだ りく、1964年10月25日 -)

本名:熊谷 奈苗(くまがい ななえ)。女性。青森県青森市生まれ、宮城県仙台市出身。

郷愁を誘う情景描写に巧みで「ノスタルジアの魔術師」と称される。ファンタジーの賞からデビューしたが、ジャンルの枠にとらわれず、SF、ミステリー、冒険小説、ホラー、青春小説、音楽小説など、そしてクロスジャンルの作品と、幅広く執筆している。

 

まとめと関連情報

3月8日は全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が制定した、ミツバチの日です。この3月8日の日付は「みつ(3)ばち(8)」と読む語呂合わせが由来となっています。

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