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「憚る」の読み方、意味、使い方

「憚る」の読み方、意味、使い方

「憚る」の読み方

「憚る」は「はばかる」と読みます。読みを聞くと、なるほどと思う人も多いはず。というのが、「憎まれっ子世に憚る」ということわざをおそらく何度か聞いたことがあると思うからのです。

「憚る」の意味

これはGoo辞書におまかせします(以下)。「世間体を憚る」などは普段の会話の中でも、よく使うし、聞いたりもします。これは、気兼ねをする、遠慮をするという意味になります。ところが、2番目の意味として、先ほどの、「憎まれっ子世に憚る」などで使われる、「幅をきかす、増長する、いばる」ものがあるのですが、これって、1番目の「遠慮する」とは真反対の意味ですよね。一つの言葉で、このように、相反すような意味を持つ言葉ってあるのでしょうか?

1 差し障りをおぼえてためらう。気がねする。遠慮する。「世間体を―・る」「他聞を―・る」「だれにも―・らず自由に生きる」

2 幅をきかす。増長する。いばる。「憎まれっ子世に―・る」

3 いっぱいに広がる。はびこる。

 

「憎まれっ子世に憚る」の意味とは

人から憎まれるような子は、世間に出ると幅をきかし、威勢をふるう。反対語は、「正直者が馬鹿を見る」ですね。

 

 

過ちをあらたむるに憚ること勿れ

憚るを使った諺です。過ちを犯したと気づいたら、自分の面目や他人の目など気にせず、ためらうことなく改めるべきである、ということです。「論語―学而」にあることばです。

〔英語〕It is never too late to mend.

 

 

まとめと関連情報

 


「憚る」の読み方、意味、使い方

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